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泉美木蘭
2020.6.4 12:15

英国「ロックダウン教授」がスウェーデンの感染抑制認める

6月2日の英テレグラフ紙で、
イギリスをロックダウン政策に転じさせた張本人である
ニール・ファーガソン教授が、スウェーデンの感染抑制を
認めたという記事が出ていました。

記事によれば、
緩和政策をとっていたボリス・ジョンソンを説得して、
日常の自由を根本的に削減させるべく抑圧政策に転じさせたのち、

「ロックダウン教授」として広く知られるようになった
ニール・ファーガソン教授は、
スウェーデン当局が、完全なロックダウンなしでイギリスと
同じ感染抑制をほぼ達成したと認めたとのこと。
スウェーデンの科学者に対して、「最大の尊敬」を持っている
と述べたそうです。

すごい。
これは世界的にも大きなニュースではないでしょうか。
ニール・ファーガソン教授は、
インペリアル・カレッジオブ・ロンドンから、
「なにも対策しなければ、英国で50万人、米国で220万人が
死亡する」
という予測論文を発信し、この論文は世界中に影響を与え、
抑圧政策のための参考資料となりました。もちろん日本も。

しかし、スウェーデンを認めた。
やはり自粛には意味がないということです。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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